石田医院

〒592-0002 大阪府高石市羽衣1丁目10-11

医療法人 育佑会 石田医院


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婦人科の症例

キチンと知っておきたい婦人科のこと。症例別に症状や対処方法など分かりやすく説明していきます。


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生理の異常

生理不順はどうする? 生理は、一般的には月に1回やってきます。ストレスや環境の変化、過度のダイエットなどでホルモンバランスが乱れると、生理が不規則になることがあります。いつ生理がくるのかわからないとか、2~3ヶ月以上生理がないというような場合は、卵巣がうまく機能していない(無排卵)可能性があります。 特にこれから妊娠を予定いる方は、無排卵の原因を詳しく調べる必要があります。このような方は、まず基礎体温を測ってみましょう。1~2ヶ月記録して、それを準備して受診すれば、初診時から詳しいお話ができると思います。基礎体温表からだけでも、ホルモンのバランスや、卵巣の機能を知ることができます。

生理痛は早めの診察をお勧めします。生理痛がひどい状態を月経困難症といいます。腹痛や腰痛だけでなく、頭痛や吐き気など、さまざまな症状を起こすことがあります。特別な病気がなく、生活環境が原因のこともありますが、子宮内膜症、子宮筋腫などの病気によって起こることもあります。 これらの病気の場合には、放っておくと生理痛がひどくなったり、不妊の原因になったり、卵巣が腫れて手術をしなければいけない状態になることもあります。 自己判断せずに、まずは診察を受けてください。特別な病気がない方も、「生理痛はひどいほうだから」とあきらめる必要はありません。原因に応じて、痛み止めや漢方薬、ピルやホルモン剤など、体質にあった薬を上手に使うことでほとんどの生理痛は和らげることができます。

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不正出血

不正出血は要注意 不正出血というのは、通常の生理以外のときに、腟や子宮などから出血があった場合のことです。多く場合は排卵を調節しているホルモンバランスのみだれが原因です(機能性出血)。 卵巣機能が未熟な思春期や、卵巣機能が衰えてくる更年期によく見られる症状です。一方、子宮、膣に病気があり出血することがあります(器質性出血)。これは子宮や膣に炎症をおこしたり、ポリープ、子宮癌(子宮体癌、子宮頸癌など)などの病変ができたりした時に出血するものです。また、流産や子宮外妊娠のように、妊娠に関係した出血もありますので、不正出血を認めた場合には自己判断せずにすぐに受診しましょう。

 

おりもの、かゆみ

おりものは個人差や生理周期により変化がありますが、臭いは無く、またかゆみやヒリヒリした痛みを 伴うこともありません。子宮や膣の感染が起これば、おりものが増えたり、いつもと違う色になったり、かゆみも伴うこともあります。 普段と違う異常を感じたときは、性病(淋菌、クラミジアなど)の心配もありますので診察を受けましょう。

 

不妊症

不妊症はどのように判断する? 不妊症とは通常の夫婦生活で1年以内に妊娠しない場合の夫婦をさします。通常の夫婦は、正常な夫婦生活があって、1年以内に90%妊娠します。従って10組に1組が不妊症のカップルとなります。不妊症の原因は女性側と男性側にそれぞれあり女性側の原因は約5割で、男性側が約3割、その他の原因不明が約2割です。 男性の原因はほとんどが精子の数が少ないか、または元気がない場合です。まれに無精子症があります。

女性の原因は子宮、卵管、卵巣因子などがあり詳しく原因を調べる必要があります。治療には排卵予測、排卵誘発、卵管検査、人工授精、パーコール精子濃縮人工授精、体外受精、顕微授精などがあります。

子供を作ろうと思ってから1年たっても妊娠しない場合、一度相談に受診してください。精子が少なかったり、両側の卵管が詰まっていたりする場合にはすぐに治療が必要です。

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性行為感染症(STD)

性行為で感染する病気を性行為感染症(性病)といいます。 細菌による性病は、梅毒、淋菌、クラミジア、トリコモナス症などがあり、ウイルスによる性病はヘルペス、いぼウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などがあります。 症状はおりものが増えたり、下腹痛、外陰部痛の症状が出たり、性器いぼができたり、病気によってさまざまな症状があります。症状が目立たなくても進行して不妊症の原因となることもありますので、疑いがあるときには速やかに検査を受けてください。

 

更年期障害について

更年期障害は更年期におこるものの中で、一般的な診察や検査所見では異常が見つからない自律神経失調症を中心とした、不定な症状を訴える症状です。 次の自己診断で一度ご自分の状態を判断してみるとよいでしょう。

次の質問項目の1から26迄、「Yes」か「No」でお答え下さい。

1. 疲れが溜まりだるくて辛いですか?         YES NO
2. 息切れがしますか? YES NO
3. 頭痛がよくおこりますか? YES NO
4. めまい、耳鳴りが頻繁にある YES NO
5. むかついたり、吐いたりしますか? YES NO
6. 肩こり、腰痛、関節が痛いですか? YES NO
7. おなかが張ったり、痛みますか? YES NO
8. 一時的にどっと汗をかきますか? YES NO
9. 手足や腰が冷えて辛い事があるか? YES NO
10. 手足が痺れたり、引つる感じがある YES NO
11. 手足の感覚がぼんやり鈍い気がする YES NO
12. 頭がのぼせたり、熱くなりますか? YES NO
13. のどがつまったり、息苦しい YES NO
14. 顔や足が腫れぼったくなりますか? YES NO
15. 動悸がして苦しくなる事がある YES NO
16. 最近、肥満になってきたと思う YES NO
17. 神経質で些細な事が気になる YES NO
18. 夜寝付けない事がありますか? YES NO
19. 落ち込み憂鬱な気分になりますか? YES NO
20. 些細なことで興奮しやすいですか? YES NO
21. 人を羨み自分を嘆く事がある YES NO
22. 体中が痒いことがありますか? YES NO
23. 生理の回数、量、日数が増えた YES NO
24. 性欲がなく性生活がつらいですか? YES NO
25. 夜、トイレに2回以上行きますか? YES NO
26. 物忘れがひどくなりましたか? YES NO

このテストはあくまで自己診断の範囲ですので、気になる症状があれば専門医に診てもらう事をお勧めします。 



YES→5以下:
今のところ更年期症状はありません。
YES→6~15:
更年期の症状が多少現れています。
YES→16以上:
要注意!専門医に診てもらい治療を受けたほうが良いかもしれません。


正しい診断をしてもらうことで、不安もなくなり更年期症状も乗り切れると思います。 また気になることがあったら、もう一度テストを行い "YES" が急に増えるようならば要注意です。
"YES" 6~15 中程度の方は、今後症状が重くなるか軽くなるかの境目のところです。日常生活に気をつければ十分乗り切る可能性大です。 (但し程度によりますので1つでもひどい症状であれば念のため専門医に診てもらった方が安心です)



  

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